ミュージカルへの期待の声

原発賠償京都訴訟原告団 共同代表 福島敦子さん

3.11の震災の後で福島県南相馬市から避難してきた私にとって、フクシマは安らぎの場所であり、季節を感じることのできる、今は放射能にまみれた故郷です。このせつない心情は、一人の女性を通して、オキナワを舞台に、静かに私たちへと訴えます。
棄民とされた福島県の人々が、同じく棄民といわれ続ける沖縄県の人々とどう打ち溶け合っていくのか。
歌舞団渾身の表現から、目が離せません!


奨学金返済に悩む人の会・沖縄 比嘉勝子さん

沖縄と福島を通して「おかしい事はおかしい」と助けを求め、
家族や仲間との繋がり、命を大事にする、当たり前の事だけど、
難しく生きづらいと気付けるミュージカルだと思いました。

私が生まれた時から、沖縄には米軍と自衛隊の基地があり、環境破壊や騒音被害、事件、事故が絶えません。県内の大学生は「基地がないと仕事がなくなる」と思い込まされ、一般企業に比べ基地内の仕事や地主の所得が高く、一方的な中央政府の政策で、家族やコミュニティーがバラバラにされ、貧困と格差が作り出されています。

そして、自分がつらい状況でも「自分が努力していないから」と「つらい、助けて!」と周りに伝える事ができなかったことを思い出しました。ぜひ、多くの方へ見てもらいたい、テレビでは言えないことが沢山盛込まれています。政府や大企業など1%の勝手にさせないコツは見てもらわないとわかりません。
楽しみながらも、勇気と誇りが持てる希望のミュージカルです。


大学生(沖縄県浦添市在住)

私が一昨年見た「月桃の花歌舞団」のミュージカル「フリーダム」沖縄公演は手づくりが満載で、笑いあり、そして非正規雇用者の叫びがありました。新作ミュージカルでも、いろんな沖縄の姿を見て何か感じるものがあると思います。

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