花ごころWeb News No.7 (2018/3/9発行)

わんさか通信・ジュゴンのわ      

沖縄・宮古島 JUNちゃん

元気の源・サトウキビ

只今沖縄はさとうきびの収穫期真っ最中。24時間稼働する製糖工場からは風に乗って甘い香りが運ばれてきます。

ご存知サトウキビの生産日本一の沖縄、その中でも一番の生産量40%を占めるのが宮古島です。生産農家の高齢化が進み、収穫作業は重労働。 

鎌で葉を切り落として(葉を落とす専用の丸状の鎌が売っています)、斧で根元から切り落とし、人の背丈ほどあるキビを一本ずつ集めて重ねて縛ります。 

収穫作業の負担をなくし農家の減少を食い止め、生産振興をと導入された収穫機「ハーベスタ」。ドリルが付いた戦車みたいな風貌です。 

年々利用する農家が増えています(約60%)が楽ではあるけれども、手刈の方が1トン当たりの売り単価はだいぶ高いそうです。 

手刈のキビ刈体験に年に1回東京から大学生がやってきます。ハーベスタ利用が増え、体験できる畑も限られてきましたが、畑では高齢者と言われるお年のおじい、おばあの労働力に都会っ子は完敗です。ほんとうに頭が下がります。

美味しいお砂糖をありがとう!

 

沖縄名護市長選応援の旅

海のちんぼら

友人たちと6人で1月23日から25日まで、沖縄に行って来ました。

稲嶺さん応援の旅です。23日はちょうど総決起大会で翁長知事を始め多くの方が参加する熱気あふれる大会となりました。約3850人の参加だったそうです。 

次の日に、選挙事務所で色々レクチャーを受けました。今回は公明党が相手陣営についてしまい、かなり厳しい選挙戦だということ。相手候補は基地のことは一切しゃべらない、公開討論会もすべて断っている、フェークニュースをバンバン流している。しかもオスプレイ導入時に、自分が率先してオスプレイに乗ってはしゃいだという御仁。こんな人に名護市長は任せられない、間違いなく稲嶺さん勝利だ!!と思っていたのですが、残念な結果でした。 

ところで、一緒に行った友人の中に、海勢頭豊さんフアンの方がいて『「きせんばる」のCDを前回沖縄に来たとき、あちこち探してやっと買った。大好きな曲!!』と車の中で大合唱。

そして、辺野古の座り込みに参加したのですが、なんとその海勢頭さん本人が現れたではありませんか!!びっくり仰天です。しかも「きせんばる」をみんなの前で歌ってくれました。友人たちが感激したのは言うまでもありません。 

海勢頭さんは「戦い疲れることもあるけれど、もう一度青春していると思って、頑張ってやっていきましょう。」と話されました。

選挙結果にがっくりしてはいられません。あきらめずにまた歩き出さなければと思ったことでした。

「命(ぬち)どぅ宝」の心を世界へ