花ごころWeb News No.5 (2017/1/5発行)

2月鶴見公演に向けて

関東歌舞団 青い鳥

「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい
死んだから、つらいけどぼくはいきるときめた。」

福島県から横浜市に自主避難し、いじめを受けた子どもの日記の一部だ。ニュースでこの文章を読み上げる若い弁護士が、途中で言葉を詰まらせていた。それを聞いて、こちらも胸がふさがれる思いがした。

2011年8月、小学2年生のとき横浜市に自主避難し、転校先の小学校でいじめにあった彼は、教師に相談しても取り合ってもらえず、加害者からお金をせびられるようになっても問題と認識されず、不登校になった。現在中学1年になってフリースクールに通っているという。

「学校教師」「教育委員会」「加害児童を取り巻く大人社会の差別意識」などの問題点分析はどこか別のところに譲るとして、「つらいけどいきるときめた」彼を支えた両親や弁護士や周囲の人々に感謝を伝えたい。彼の日記が公になって、どれだけの子どもが救われたことか。子どもの気持ちを受け止め、支えられる大人がそばにいれば、「しぬ」ではなく「いきる」を選ぶんだと強く思った。

「月桃の花」歌舞団・関東が、2月26日(日)に鶴見区民文化センターで「ガマ人間あらわる」を上演する。ここは正に横浜市。そして主人公役をはじめフリースクールの若者たちが多数出演する。彼(彼のような若者)にこのミュージカルをぜひ見てほしい。

「つらいけどいきるときめた」舞台の上の若者たちを見てほしい。
「わたしの命は わたしのものだ わたしが生きる わたしが決める」
ダイレクトのメッセージが彼に届きますように。