花ごころWeb News No.1 (2016/8/9発行)

-国のずさんな対応、命より金-

関東歌舞団 T

8月8日「ふくしま脱被ばく子ども裁判」の傍聴に福島市へ行って来ました。
印象に残った話と福島公演へ向けて私の想いをお伝えします。

「ひどすぎる。男の子、特に運動部の子どもたちの甲状腺ガンが多いんじゃないか。」
おしどりマコさんは憤る。
8月8日、福島市の市民会館で「子ども脱・被ばく裁判」があった。
2011年4月の文科省通達で、毎時3.8マイクロシーベルト未満ならグランド使用を許可した。一方、厚労省は、特定線量下業務を毎時2.5マイクロシーベルトと後日発表した。
「本来、甲状腺ガンの比率は、男:女で1:8の割合。福島では1:3から1:2になっている」と県民健康調査委員会の清水一雄さんは、疑問に感じた。
疑問に感じるのは、地域の診療所や生物学者もそうだ。
根が4つの玉ねぎ、主幹欠損のトマトと「いつもと違う」のだ。
世界の原発推進派は、フクシマを注目している。命でなく、金のためだ。マコさんと読売だけが取材したOECDの会合の参加者は、アジア・アフリカへ原発50基建設するために、フクシマをビジネスチャンスと捉える。「フクシマの人は自分たちで除染して復興して住み続けられるから、原発事故が起きても大丈夫なんだ。」という。

マコさんはいう。
「このまま声をあげなかったら、認めることになる。世界へ向けて未来に対する加害者になってはならない。」
14日に14時から福島市A・O・Z(アオウゼ)でスタート企画を開催するが、まさに、ガマ人間ではないだろうか。フクシマは閉じ込められている。
国・県は、県民健康調査を縮小し、自主避難者を帰還させ、避難区域も解除しようとしている。暗くて寒いガマの中で「私は生きる」と叫ぶ。